ストーマとの生活(入浴について)
ストーマ(人工肛門)とは? 入浴のマナーについて  2014/8/13 読売新聞夕刊の記事より抜粋
公益社団法人日本オストミー協会
ホームページより抜粋)


Ⅰ.ストーマについて

 1.オストメイトとは

 2.ストーマとは

Ⅱ.装具について

Ⅲ.ストーマ種類別の特徴について

 1.コロストミーの特徴

 2.イレオストミーの特徴

 3.ウロストミー

 4.ウロストミーの特徴

Ⅳ.日常生活のポイント

 1.食事

  ①便秘のとき

  ②下痢のとき

 2.服装

  ①女性

  ②男性

  ③着物

 3.入浴

  ①自宅で入浴するとき

  ②公衆浴場等を利用するとき
★オストメイトの方々は全員同じということはございませんので、手術の方法及び術後の経過年数その他いろんなことで個人差がありますので、決め付けたり悩んだりせずに医師または専門の方または日本オストミー協会会員等にご相談ください。
公益社団法人日本オストミー協会ホームページ
を参考にご覧ください。

      <注意事項 
一般のお客様に対して不愉快な思いをさせないように、十分な配慮をすること。
 また、温泉センター等の場合は、オストメイトお断りというところもまれにあるようですのでお互い不愉快な思いをしないように注意してください。


★入浴は、食前か食後しばらく経った排泄の少ない時間帯を選びます。
1.浴室に行く前に、自室で準備しておくこと。

トイレで、ストーマ装具の中の排泄物を処理し、空にしておきます。
ストーマ装具の処置

★入浴用キャップやミニストーマ袋に取り替えるか、ドレーナブルストーマ袋の場合は三つ折りにしてテープ等でしっかり 固定します。
・目立たないようにするため、ストーマ袋を小さく折りたたみ過ぎると、排泄があった時に排泄物が漏れ出したり、装具が 外れたりするので注意しましょう。
★脱臭フィルター付きのストーマ袋を装着している場合は、フィルターシールを貼ります。
★面板が全面皮膚保護剤の場合は、面板の外周にサージカルテープを貼ります。
装具の上から貼る保護シートは、肌色であまり目立たないので、着用するのもよいでしょう。
タオルを1枚余分に持っていきましょう。(装具の水分拭き取り用)
万が一のトラブルに備えて、装具セットを浴場へ持参しましょう。

2.入浴前の脱衣所での準備
事前に浴場内のトイレの場所を確認して
おきます。
脱衣所では、目立たない照明も暗い片隅を選び、周囲に人のいない場所で、衣服を着脱しましょう。

3.浴室内では
浴槽内では、人の出入りが少ない場所で装具を手で押さえておきます。
移動するときは、装具の部分をタオルで隠しておきます。洗い桶を持つとタオルを入れることもできるので、便利です。
洗い場では、ストーマが左にある人は左端に、ストーマが右にある人は右端に座ると人目に付きにくいようです。

3.入浴後の脱衣所での処理
装具についている水分は、乾いたタオルで拭きとります。
入浴用の装具や保護シートを使用した場合は、自室等に戻ってから取り替えます。
装具の密着がおかしいなど異常を感じた時は、装具セットを持ってトイレで処置します。(タオルも忘れずに)

4.自室の洗面・脱衣所/浴室で
浴場での入浴後、自室の洗面・脱衣所で入浴用の装具や保護シート等を取り外し、通常の装具を取り付けます。
装具の交換は、自室の洗面・脱衣所と浴室で行います。
 
 ※公衆浴場では、
必ずストーマ装具を付けて入ります。

(チラシはクリックすると拡大表示します)
  下記チラシは、
  「神奈川県保健福祉局福祉部障害福祉課」様
  支援により作成しました。 
 
 
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更新日:2014年 9月14日